子犬の甘噛みの原因は「遊んで!かまって!」と要求していることがほとんど。「小さいから」、「まだ痛くないから」と甘噛みを許していると、とっさのときに本気で噛まれてしまうかもしれません。子犬は兄弟たちとじゃれあいながら、噛む力の加減を少しずつ学習します。
触ると噛む、抱っこしようとすると噛む、ごはんの器に触ると噛むなど、噛むぞと警告を出したことで、「嫌なことをされなかった!」と間違った学習をしていることもあります。小さい頃に学んだことを大きくなって治すには長い期間を必要とします。原因をさぐり、その子にあった対処法で学習させましょう。
例えば、家族以外の人が触ろうとすると噛む場合は、犬をよく知っているお友達や専門家に手伝ってもらうことが必要です。どんな問題行動も正しい方法、一貫した態度で根気よく練習すれば必ずよくなります。