我が家の愛犬も15歳と13歳になりました。
お陰様で特に大きな病気もなく、元気に過ごしてくれていますが、
日常生活にいたっては、寝ている時間が多くなったり、無意識に起こる尿漏れなど、粗相が増えてきました。
今まで、トイレに関しては全く問題なかった子でも、老化と共に起こる粗相に申し訳なさげな様子で帰宅時を迎えることも…
シニア犬との暮らしにおいては、いつまでも楽しく暮らせるようにと考えるのが飼い主の想い。
昨今の犬を取り巻く環境は、医療の進歩したおかげでずいぶん長生きするようになりました。
しかし、長生きすれば人間と同じようにいろんな病気も出てきます。
人間に比べればその期間は短いものではありますが介助や介護が必要になったりもします。
そんな物言えぬ愛犬を、いつまでも元気に暮らしてくれればハッピーに越したことはありません。
しかし当然のことながら、どんなに可愛がっている子でもこの世に生を受けたもの、年もとるし病気にもなります。 悲しいかな、人間と一緒でボケて夜泣きが始まったり徘徊したりもします。
小型犬よりも平均寿命が短いとされる大型犬も含めて考えると、7歳前後が老年期のはじまりと言われています。 犬の7歳は人間の年齢に換算してまだ40代や50代。
年齢的には中高年ですが、からだの老化は確実にはじまっています。
外見上にも、身体機能的にも衰えがあらわれてきたら、食餌も散歩も住環境も、これまで通りというわけにはいきません。
食が細くなり、運動量が減り、暑さ寒さに弱くなる。
またその他にも免疫力が低下し、病気にもかかりやすくなります。
そういった意味で7歳を過ぎた愛犬が、それまでと違うしぐさや行動を見せたら注意してあげてください。
ひとつのしぐさや行動の背景には老化や病気が原因とも考えられます。
そんなときは迷わず、私たち保育で日頃の様子を見ている先生や獣医師に相談してみてみてください。
また、ご自宅では普段から体をなでたりしてスキンシップをはかることも大切、
変化にいち早く気づいてあげられます。
かけがえの無いパートナーでもある我が子のため
1日1日を大切に長生きできる環境を整えてあげたいものですね。